2010年9月4日土曜日

予想されたことだが

8/8に開かれた第13回関西建設研究交流集会で、生コンストライキ問題が討論になり「大阪府下の多くの現場が1カ月間もストップし、一層仕事が減り、大変な影響が出ている。」「一部の労組の今回のストは社会的に支持されるものではなく言語道断」などの意見や、この混乱のなか一方的に会社解散・全従業員解雇を通知してきた生コン会社に対する抗議・要請行動の訴えも行われ、短い時間の中、熱い討論会になりました。」(建設政策133号)ようである。
 迷惑をかけないストライキなど意味はなく、当然混乱もある。だからといって「言語道断」はないだろう。いろいろな経過からみればそう発言した人はどこかの色がついていることも感じられる。というか判りやすくいえば、もともと関西生コンなどの運動方針を巡って共産党から百人規模で離党するなど対立関係にあり共産党傘下の組合はストやぶりをしている。
 大切なことは、労働者が自らの戦いで自らの待遇と運命を切り開こうとしていることをどうみるかである。そして、自分がおなじように自ら戦う立場をとるのか、だれかに依存する立場に立つかである。念のために付け加えておけば、誰かに依存する戦いをしているのは、戦っていることにはならない。

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