「9.19 さよなら原発集会」に行った。こうした催しに参加したのは20年ぶり。久々に大人数の迫力を感じた。昔は「仕事」で参加していたが、今回はまったくの「無所属個人」だから気も楽だ。
この間、日本ではこうした運動が極端に下火になっていたからこの規模は40歳以下のほとんどの人が初体験だろう。それもまたいい。
参加者は主催者発表「6万人を超えた」、警視庁発表「2万7千人」。会場があふれ駅まで続いていたから6万人超えは間違いない。なのにマスコミはあいかわらず警察発表の「2万7千人」と報じているのは、オソマツ。まして報道は上空からヘリで見、撮影しているのだから、判ってウソをついていることになる。
もっともその数の違いはどうでもいい。明治公苑にあふれる数の人が行動するようになってきたことが大切なのだ。
大江健三郎が、「民主主義の国だから、こうした集会やデモを繰り返して変えていこう」と言っていたが、警視庁や政府、マスコミがどんなに小さく見せようとしても、こうした行動はボディブローのように効いて、社会を動かしていく。
原発廃止は、当然のことで、いままでそれを見て見ぬふりをしてきた私たちの方に問題が大きい。それを今、いまさらながらでも取り組もうとしているのだ。
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