2011年2月1日火曜日

大糸 北 線の存続

 松本から日本海側の糸魚川を結ぶ大糸線の内 大町・白馬の先 南小谷より先の存続をTV
で報道していた。聞き違いかもしれないが一日9往復の旅客数が44人という。通勤め通学時間帯でも南小谷で大町・松本方面に乗り換える人が1人と映していた。
 私も数年前に乗ったが、一両でその半分を客席残りを貨物室にしたトラック風のヂィゼル車で途中の駅でも他に乗客がいないまま糸魚川まで約1時間余り。その時は松本から特急で着いた南小谷で1時間以上の乗り継ぎ待ちであった。おまけに糸魚川では接続の北陸線特急も各駅もでたすぐ後に着くという冷遇ぶりだ。ちなみに南小谷から松本方面はJR東日本、南小谷以北はJR西日本である。そんなことからJR西日本は廃線を狙って意図的に不便なダイヤを組んでいるとしか思えなかった。
 川の糸魚川の対岸には国道があるが、高齢化の進んだ沿線ではまだこの線に頼る人もいる。経済効率では お話にならないことは判るが、少なくも事業者のJR西日本にも改善するべきことはあるだろう。経済効率で言えば、国交省をはじめとした国や地方自治体は 一銭も稼がない金食い虫である。

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