2010年9月14日火曜日

厳しい話が多いなかで

 地価の下落、低金利、税制の優遇、エコポインなどこれでもかの住宅需要喚起が行われている。そうした効果で都市部などでは新築やリフォームがいくらか持ち直している。地方都市のこの辺りでもさっぱりみあたらなかった新築の現場をみかけるようになった。
 しかし、後が続いていないのも現実だ。夏以降の見通しがさっぱりみえないという建築業者が多い。  先日会合で会った人たちからも「〇〇も仕事がないそうだ」「△△に居た大工が仕事が切れたとうちに来ている」などとともに「大工で10000円を切って、6000円.8000円だったそうだ」などびっくりするような話がでていた。
 救われる話は、みんな仕事がなくても「仕事がない」という仲間がくれば自分の仕事を分けている。自分も仕事がなくてもたとえ5日の仕事でも自分一人でやらずに仲間に手伝ってくれと分け合っているという。
 職人の社会は、昔からそうやってワークシァリングをやって助け合ってきたのだ。
 

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